<ヴァイオリン>
弓で擦って音を出す「擦弦楽器」の代表ともいえる楽器です。構造は簡潔なものの演奏能力の大変広い楽器で、オーケストラでも大活躍しています。またその多彩な表現力からソロを担当することも多いです。
<ヴィオラ>
ヴァイオリンよりやや大きめのやや低音な楽器です。ヴァイオリンと近いながらも音域や音色が制限されていたり、低音ではチェロの方が安定していたりとやや不安定な要素のある楽器で、で合奏用の楽器として用いられてばかりでしたが少しずつ独奏曲も登場してきました。
<チェロ>
正面から見た形はヴァイオリンとほとんど同じような感じの楽器です。ですが、板の厚さはヴァイオリンの13,14倍ぐらいになります。音域はヴィオラから1オクターブ下になります。こもりといった感じの深い音色を持っていて、またヴァイオリンに準じて表現力に優秀な楽器です。そのためチェロの曲というものもあります。
<コントラバス>
擦弦楽器の最低音のものです。弓の操作が難しいためヴァイオリンやチェロに比べて速く曲を奏でることや軽快に奏でることには向いていませんが近年の奏者の技巧では輝かしい演奏をされています。他の擦弦楽器と比べてかなり頻繁にピッチカートの奏法が用いられます。
<ハープ>
ギリシャ神話に竪琴として登場し長い歴史を経て現在のハープが完成されました。弦は47本で変ハ長調の調弦がとられています。ペダルの操作によって弦調を帰ることもできます。音域が非常に広くピアノに匹敵するものなのですが音量や表情の少ない単独では使用されにくい楽器です。流れるような音色が特徴的な楽器といえます。
参考文献:「楽器学入門―オーケストラの楽器たち―」 金光威和雄著 1979年 4月10日 音楽之友社